ともに頑張りましょう

HP 大樹 写真 がん治療のお手伝い 加工済み2.png

ともに一緒にがんばりましょう

現在、がん検診が広く普及しているにも関わらず、がんの発症、がんによる死亡者数は減っていません。年間およそ30万の方が『がん』によって亡くなっております。そんな中、『免疫力のアップ』、『抗ガン剤による副作用の軽減』、『QOL(生活・生命の質)の向上』などを目的に、鍼灸治療を希望するがん患者様が増えています。

和衷協同、一人で事を行うよりも、ご一緒にがんばって共に治していきましょう。あなたの病気をすべて治してさしあげることは出来ないかもしれません。しかし、手助けすることは出来ます。また、手助けしたいと思います。一人で頑張らないでどうぞ私たちをいい意味で利用してください。

鍼によって免疫力を高める目的で自律神経の調整を図ります。また、お灸によってカラダに熱を入れていきます。

ひと口にがんと言っても、がんの部位・性質・ステージ、遺伝的な体質、病院での治療内容、置かれている環境など各々異なっています。

どのような選択がベストであるかは、それぞれの患者様によって違ってきます。

西洋医学での治療を受けながら、補完代替療法や民間療法を取り入れるのも患者自身の選択肢だと思います。

もし、病院で余命宣告を受けたり治療手段がないと言われたとしても、心とカラダを癒やしてあげることによりストレスが解消され、自己治癒力を助けてあげることが出来ます。そこから奇跡的な治癒にいたることもあります。

そういったことが少しでも、がんで困っている方やご縁のあった方に伝わればお役に立てるのではと思いながらこのページを作っております。
                            
※補完代替医療(Complementary and Alternative Medicine:CAM)とは
補完医療とは、現在私たちが受けている西洋医学を補う、補完する医療ということを意味します。代替医療とは、現代西洋医学に代わる、ことばどおり代替する医療です。

『現在、アメリカでは国家的規模で代替医療への取り組みが行われ、60%以上の医師が代替医療を推奨し、がん患者の約80%が標準治療にプラスする形で何らかの代替医療を利用しています。』
(出典:元がんセンター医師の告白 『「がん」になったら、私は代替医療を選択する』安藤整形外科医院院長 安藤由朗著)

 

病院での治療の補完代替治療に…

ガン細胞を攻撃する西洋医学的な治療法(三大療法:外科療法・化学療法・放射線療法)は必要です。
しかし、『免疫力アップ』、『体力増進』、『病気に打ち勝つ精神力』などを効果的に引き出すのに中医学や東洋医学は、病院での治療の補完代替治療として大事な役割だと考えられます。

◆外科療法・化学療法・放射線療法・ホルモン療法・免疫療法を開始する前の体調管理として

がん治療の開始前から、『いろいろな検査によるダメージ、今後への不安とストレス』から体力や気力を削がれている方は少なくありません。 現代医療のがんの治療は肉体的にも精神的にもとてもハードです。 治療開始前に適切なケアを取り入れ、体調を整えて基礎体力を高めておくことが、その後の治療の経過にとってとても大切だと感じています。

◆手術後の体調管理や抗がん剤の副作用軽減のために

がんと診断された方の多くは、病院で外科的療法・化学療法・放射線療法・ホルモン療法・免疫療法などを受けられて回復を目指します。病院での治療後は、経過観察・がん細胞に対しての治療が必要となります。しかし、一方で手術後の引きつりや違和感、抗がん剤や放射線療法による副作用的な症状は多くの方に起こります。 手術痕の引きつり・癒着・疼痛・違和感を軽減させたり、いろんな検査や治療によって受けたダメージ、抗がん剤治療中あるいは治療後に起こる食欲低下・吐き気・倦怠感・湿疹などの副作用など出来るだけ早い時期から、はり・きゅう・びわ灸・しょうが灸などにより適切なケアをすることで少しでも早く体調が回復するのを助けてあげることが出来ます。

◆再発予防のために

がんは全身病と言われています。がんが再発しやすい体内環境(体質)にある時は、たとえがんの組織を除去しても、また再発しやすいです。免疫力や治癒力の低下で、病気として現われたのが、がんです。免疫力を強め、体内環境を変えてあげることが再発予防の基礎となります。

はり治療

HP  写真 戸隠 加工済み.png

まず、ベッドに横になっていただいてからはり治療から始めま
す。がんにおけるはり治療は、免疫力を上げることが1番の目
的になります。そのために、交感神経と副交感神経のバランス
が取れるように、当院独自の自律神経免疫治療を行っていきま
す。また体内環境(体質)は、免疫力が上がってくるにつれて
自然と変化していきます。
自律神経のバランスが整ってきて免疫力が上がってくると、血
液検査でも数値が徐々に違ってきます。

 

きゅう治療

お灸は、数種類の中から患者様の症状にあったものを選んで治療させていただきます。がんの状態、疼痛、冷えの有無などを考慮しながら決めていますが、ご希望があれば遠慮なくご希望をお伝えください。

がん治療では、『病院での治療』・『鍼灸・びわ灸治療』を併行利用するとともに、自宅での食事療法がとても大切となってきます。

あなたの代わりは誰もいません。自分自身を大切にしようというあなたと共に、一緒に全力でがん治療のお手伝いをいたします